川柳徒然草

川柳徒然草

花言葉知ってるはずと花贈る

お祝いやお見舞いに、花を贈ることが多い。 いただいた方も、素直に喜んで目立つ場所に飾る。 花を贈るときに、花言葉を添えておくと、思いやりの気持ちがぐっと深まる。 花言葉は、世界各地にあるようだが、日本で一般的に知...
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叩いたら笑顔が返る西瓜売り

夏になると、八百屋の店先にスイカが並ぶ。 ときには、スイカ売りの車がやって来る。 どっさり積み上げられたスイカの山から、出来ればおいしいものを選びたい。 昔ながらの選別方法である、スイカのお尻をポンポンと叩いてみる。 ...
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座右の銘取りあえず「無」としておこう

たまに、座右の銘について尋ねられることがある。個人的には、「一切唯心造」という華厳経の言葉を座右の銘にしているのだが、説明がややこしいので面倒な時は、無いと答える。これが誤解を招く。書面で尋ねられた時に、無いというつもりで「無」と書くと、...
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山勘は神のお告げだよく当たる

’山勘’というと、あてずっぽうの感じだ。しかし山勘も、結構当たる。山勘というと’山師の勘’だが、’直感’というと幾分聞こえが良くなる。さらに、’神のお告げ’と言われると、少し信じ込みたくもなる。 2011年の、イスラエル・テルアビブ...
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衆生の苦掬うがごとく仏の手

仏像を見るのは楽しい。 顔を見ても、じっと思索にふけっている顔や、優しく見つめている顔、睨みつけている顔など、様々である。 手の形は一層面白い。それぞれの手の形を「印相(いんそう)」または「手印(しゅいん)」と呼ぶ。 ...
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ジョーカーを切り損なって負けゲーム

トランプのジョーカーは、道化師の絵が描かれていることが多い。 ゲームでは例外的な手札として用いられ、時に逆転劇を演出する。 したがって、しばしば‘切り札’として使われる。 切り札という言葉は、一般の場に転用され、物事の帰...
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十二単のように重ね着エビフライ

外食の際、エビフライで思うのだが、どうすればあんなに厚い衣をかぶせられるのだろうか。 気になって、調べてみた。 ‘ダブル衣’という方法をとっているためだった。 これは、見た目を立派に見せるために、通常フライを作る際の衣つ...
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雪月花何も無くても酒はある

酒を飲む理由は、何時でも、何処でも見つかる。 何が何でも見つけ出す。 およそ1200万年前、木の上で暮らしていたゴリラ、チンパンジー、人間といった一部の類人猿にだけに、突如とても強いアルコール分解遺伝子が出現した。 ...
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七引き算ちゃんと出来たぞボケてない

認知症の予防には、日頃から脳の健康状態を良い状態に保つことと、低下しやすい機能を鍛えておくことが重要とされている。 とくに、何かを考えながら体を動かすということは、脳の多くの機能を同時に使うため効果が高いようだ。 例え...
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糸切れたたこが地べたを這い回る

凧は糸によって引っ張られ、風に抵抗することによって空に浮いている。 地面で糸を引っ張る人がいるから飛べるのだ。 したがって、糸が切れると制御不能となり、落下しながらどこかへ飛んでいってしまう。 糸が切れたという表...
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