童話「青い鳥」で有名なメーテルリンクに、「みんなが考えているより、ずっとたくさんの幸福が世の中にはある。たいていの人は、それを見つけられないだけなんだ」という言葉がある。
私たちの脳は、さまざまな行動や意識をパターン化する傾向が強い。
無意識に行動している生活も、行動パターンされて脳に蓄積される。
結果として、マンネリ化による退屈感・閉塞感が生じる。
私たちの深層心理には、変化を恐れる傾向がある。
ワクワクするような行動を見つけても、脳は‘新しい行動=変化‘ととらえ、拒絶し抵抗する。
したがって、脳が行おうとする「いつもどおりのパターン」から抜け出すには、’意識して‘新しい行動をとる必要がある。
好奇心が強くて、新しい経験に挑戦することが好き、という心のもちかたのことを、’経験への開放性’と呼ぶ。
経験への開放性が高い人々は流動性があり柔軟で、なおかつクリエイティブだとされている。
常に新たな知識や刺激、感覚を追求することだ。
そのため、いつでも変化を受け入れる準備をして、様々な考え方や行動の仕方を拒絶することなく受け入れなければならない。
好奇心が強くてクリエイティブで、常に何かから刺激を受け、様々な状況から学びを得ることにより、世界が広がり、人生の選択肢も増える。
人生をより実り豊かなものにすることにつながる。