ウグイスの声に話の腰折られ*

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ウグイスは、春告鳥と言われる
オオルリ、コマドリと並んで日本三鳴鳥のひとつである。
しかし、鳴き方には上手下手がかなりある。

今年も、梅の花が盛りを過ぎたと思ったら、ウグイスが鳴き始めた。
まだ、ケキョケキョの繰り返しだが、間もなくホーホケキョになるはずだ。

昔、とても小節の利いた声で鳴くウグイスが来ていた。
上手な鳴き方をすると、広い範囲に届くらしい。
良く響いていた。
ウグイスの寿命は2~5年と言われているが、残念なことに三年目には来なくなった。

一昨年は、かなり音痴だった。
ホーのところがうまくいかず、すぐケキョケキョになるのだ。
鳴き声はオスの縄張り宣言ということだから、鳴き方の下手なオスはモテなくて子孫も残せなかったのだろう。

昨年は、かなり個性的な鳴き方をするウグイスだった。
ホーホケキョの後に、ケキョケキョケキョと、長く引き伸ばすのである。
この鳥は、ほんの数日で来なくなってしまった。
今年来ているウグイスは、どうやら違う鳥のようだ。

よくウグイス色という表現をされるが、ウグイスはスズメに似た地味な色をしている。
一般にウグイス色と思われているのは、メジロである。

梅にウグイスと言われるが、ウグイスは梅の時季とは少しずれがあるので、これもメジロと間違われているようだ。

いつもウグイスの声がすると、必ず聞き耳を立ててしまう。

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