絆創膏貼って喧嘩に勝った顔

川柳徒然草
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絆創膏は子供が大好きなものである。
少し痛いところを見つければ、必ず絆創膏を貼りたがる。
ちょっとぶつかって痛いところが有ったり、赤くなったりしたら、堂々と絆創膏を要求する。
擦り傷程度でもあれば、骨が折れたほどの騒ぎとなり、絆創膏を貼りまくることになる。
男の子には、勲章の役割も果たす

そして、絆創膏を貼れば速攻で効果が表れ、傷みは消える。
「痛い痛いの飛んでいけ〜」というママのまじない同様の、効果がある。

小さい子どもほど、目に見えるものに影響を受けやすい。
だから、視界内にママがいたら安心するが、視界から外れると不安になり大騒ぎする。

子どもたちは、今、目の前にある状況に対してリアクションをする
したがって、実際にはケガをしていなくても、転んだとか角にぶつかったとか、子どもたちにとってイヤな思いをしたときに、その‘不安’を見えなくしてくれるものが必要になる。
それが、絆創膏だ。
絆創膏を貼ることで「大丈夫?」と心配してもらったり、「かわいそうね」と言って、構っても貰える。

さっきまで喧嘩に負けて泣いていた子の、絆創膏を貼ってもらって得意気な顔を見ると、一段とほほえましい。
最近は、アンパンマンとかミッキーマウスなど、絵柄入りの絆創膏も多数販売されている。
とくに幼児を持つママにとっては、魅力的な必須アイテムらしい。

子どもにとって、絆創膏は名誉の勲章でありで魔法のテープある
しかし貼っても、すぐに剥がされるのが現実だ。

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