川柳徒然草

川柳徒然草

永遠の平和は無いと知る歴史

戦争の原因の多くは、経済環境にある。 端的に言うと、食えるか食えないかということである。 生存のための、第一の欲求は食欲である。 戦争の多くは、食糧の分捕り合戦から始まっている。 食料の多くは、穀物を中心と...
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嫌なこと忘れてからはよく眠る

大手術を受けてから、足が冷えてなかなか寝付けないことがある。 冬になると一段と厳しい。 しょうがないので、アンカを入れることにした。 これでだいぶ寝つきは良くなった。 それでも、雑念が頭一杯に浮かんでくると、やはり...
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垣根越し土産渡して旅話し

旅は、計画する段階、実行の段階、思い出の段階と多様に楽しめる。 計画段階では、見たいもの、食べたいもの、経験したいものなどを思い浮かべて、目的地をあれこれ探す。 いつ行こうか、どういう手段で行こうかなども考えておかなければなら...
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厄払い不運は神に押し付ける

ニーチェは‘神は死んだ’と叫んだが、神に代わるものを見つけられずに、とうとう精神的に壊れてしまった。 西洋の哲学では、都合が悪い部分は常に‘神’の存在に頼っている。 神を信じないという哲学でも、’キリスト’を信じないと言ってい...
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豊かさほどほど幸せもほどほど

‘豊’という字は、山盛りにした穀物を盛っている、器の状態を表している。食べるものが沢山あるとか、一杯あるというイメージである。 文字が作られたころは、農業が主体の経済構造だった。そのころは、充分な作物もなく、しかも天候に大きく左右さ...
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腹決めて反対論に挙手をする

聖徳太子が定めた十七条の憲法には、冒頭に「和を以て貴しと為す」という言葉が、掲げられている。 実際の文書は「以和爲貴、無忤爲宗」である。 続いている言葉は「逆らう事なきを旨と為す」と読む。 さらに、あとに続く文章を読むと...
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今の今夢ではないと言えますか

荘子は、胡蝶の夢のたとえで、ひらひらと飛んでいた夢を見たが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか、と言っている。 デカルトも、もしかしたら自分は今、夢の世界にいるかもしれないと疑っ...
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懐かしいなまりの客と屋台酒

石川啄木の歌集「一握の砂」の中に、‘ふるさとの訛りなつかし停車場の人ごみの中にそを聴きにゆく’という歌が入っている。 故郷というものには、特別な感情が湧く。 とくに旅先で、聞きなれた訛りの人と会うのは、とても懐かしを覚える。 ...
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ぐずる子をアンパンマンは直ぐなだめ

アンパンマンは、漫画家やなせたかしが生み出したキャラクターである。幼児にとって、最も親しみやすいキャラクターであり、圧倒的な親近感が持たれている。スーパーなどで,いちばん低い棚に収まっているアンパンマンの絵が描かれた商品を見つけ出し、親に...
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雑草と呼ばれる花が野を飾る

この時季、散歩に出るとあちこちで野の花が咲き乱れている。公園の片隅や、小さな空き地はもとより、昔は園芸品種の花が咲き乱れていたと思える、廃屋の庭にも野花が咲き誇っている。 春の七草は、七草粥の材料になる食べられるものばかりであるが、...
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