不老不死願いサプリを買いあさる

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人生百年時代となり、不老不死 を本気で研究する時代がやってきたようだ。

現に、アマゾンやグーグルがこの研究に大型の投資を行っている。

始皇帝は不老不死の薬を求めて、徐福を蓬莱国とされた日本に派遣したが、薬は見つけられなかった。

始皇帝はその後、水銀などを材料とした不老不死の丸薬を飲み、かえって命を縮めた。

不老不死は、‘老’と‘死’を分けて考えなければいけない。

‘老’とは‘若い’との相対でつかわれる言葉であり、’アンチエイジング’と表現されて、かなり進んでいると思われる。

たぶんに気休め的なものもあるが、‘サプリ’も役立っているのだろう。

’不死’に関しては、たとえば老化や不具合が生じた臓器に、iPS細胞から作製した臓器を移植し、良好な状態に復元させることを繰り返す。

その繰り返しで、寿命を延ばし続けることができるだろう。

これは、不死と言えなくはない。

この不死の場合、自分の意思によって寿命を延ばすかどうかを決め、また死を能動的に選択することもできる。

いわば、自分の生死を自分でデザインするということになる。

脳の機能を機械に移して‘不死’を実現することも、可能になるだろう。

しかし、脳の機能だけが生き物で、あとは機械なんだから、それで‘不死’と考えてよいのか疑問だ。

ともかく、サプリに頼ってでも元気で長生きしようと願っている。