生きるとはご免なさいと有り難う

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有り難うという言葉は、伝える方も伝えられる方も、お互いが幸せを感じる言葉である。

ベルギーの高級チョコレートブランド、ゴディバを輸入販売するゴディバ ジャパンが行った、‘ありがとう’に関する2019年の調査結果を見つけた。

それによると、‘ありがとう’を伝えている頻度は一日平均14.1回だった。

20代男性が最も多く29.4回、60代男性が最も少なく3.5回である。

男女ともに年齢が上がるにつれて‘ありがとう’を伝える傾向が低くなっている。

特に男性は50代以上になると大幅に回数が減少する。

声に出して‘ありがとう’と伝えている回数は一日平均9.7回で、20代女性が最も多く16.8回、60代男性が最も少なく2.4回だった。

91.0%の人が文字よりも声に出して‘ありがとう’と言われた方が嬉しく、平均8.4倍嬉しいということが判明した。

一日に平均して4回以上「声」に出して「ありがとう」と伝える人とそうでない人の‘人生の幸福度’を比較している。

すると、4回未満の人の‘幸福度’は10点満点中6.0点、4回以上の人が7.1点となった。

つまり、一日平均4回以上‘声’に出してありがとうと伝える人の方が‘幸福度’が高いということだ。

‘ありがとう’と‘ごめんなさい’は、人間関係を滑らかにする人にとって潤滑油のような言葉だが、意地などが邪魔してなかなか素直に言えない。

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