ウグイスの声に話の腰折られ

この記事は約2分で読めます。

梅の花が盛りを過ぎたと思ったら、ウグイスが鳴き始めた。

まだ、ケキョケキョの繰り返しだが、間もなくホーホケキョになるはずだ。

ウグイスは、オオルリ、コマドリと並んで日本三鳴鳥と言われるが、鳴き方には上手下手がかなりある。

だいぶ以前になるが、とても小節の利いた声で鳴くウグイスが来ていた。

上手な鳴き方をすると、広い範囲に届くらしい。

良く響いていた。

ウグイスの寿命は2~5年と言われているが、残念なことに三年目には来なくなった。

一昨年は、かなり音痴だった。

ホーのところがうまくいかず、すぐケキョケキョになるのだ。

鳴き声はオスの縄張り宣言ということだから、鳴き方の下手なオスはモテなくて子孫を残せなかったのだろう。

昨年は、かなりオリジナルな鳴き方をするウグイスだった。

ホーホケキョの後に、ケキョケキョケキョと、長く引き伸ばすのである。

この鳥は、ほんの数日で来なくなってしまった。

今年来ているウグイスは、どうやら違う鳥のようだ。

よくウグイス色という表現をされるが、ウグイスはスズメに似た色であり、一般にウグイス色と思われているのはメジロである。

梅にウグイスと言われるが、ウグイスは梅の時季とは少しずれがあるので、これもメジロと間違われているようだ。

ウグイスは春告鳥と言われるが、いよいよ春がすぐそこに来ているようだ。

タイトルとURLをコピーしました