微分積分できぬが釣りはちゃんと合う

川柳徒然草
この記事は約2分で読めます。

微分積分なんて、学習する気はなかった。
高校時代に、数学が嫌いになっていたからだ。

大学で経済学の講義に、微分などがしょっちゅう出てくるので大変困った。
若い講師が、世界で一番きれいな数式だ、などと言いながらべらべらしゃべるのも気にくわなかった。
曲がりなりにも、単位が取れたので卒業はできたが、理解できないままだった。

社会生活を送るようになって、微分だの積分だのに厄介になったことはない。
データ分析などもたくさん手掛けたが、ここでも微分積分はほぼ出てこなかった。
釣銭だって、微分積分が理解できないので計算できなかった、なんていう場面には一度もなかった。
したがって、微分積分を知らないからということで、困った事態に追い込まれることはなかった。
なぜ、こんなに役に立たないものを学習させるのか、文部科学省の教育基準を疑った

製品開発関連の本を読んでいたら、大学教授が面白おかしく、そして役に立つ微分積分のことを書いていた。
なんとなく興味が出てきたのと、数学をやり残していた気が有ったので、ユーチューブで高校数学からやり直した。
微分積分も、結構面白いものだと思ったし、使い方によっては大変役立つことが分かった。

でも、釣り銭の計算には必要ないことも再認識した。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

見るだけでわかる微分・積分 (PHP新書) [ 冨島 佑允 ]
価格:1,056円(税込、送料無料) (2023/11/7時点)


タイトルとURLをコピーしました