ついて無いまたジンクスの所為にする

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ジンクスとは、運が悪い場合の表現であり、生活に密着した教訓・習慣・法則の一つとなっている。

しかし、ジンクスはたいがい当事者が作りだしているものだ。

脳は数少ない経験でも、つい法則化してしまう。

偶然の出来事が二三回重なったら、「次もきっと」と思う。

いわゆる「二度あることは三度ある」である。

ひとつひとつの小さな「ついてないこと」がイメージとして蓄積し、「ついてない日」のイメージが形として出来上がる。

これが重なると、「迷信」や「験かつぎ」「儀式」を生みだす。

こういった慣例は消えにくく、更に強い信念へと発展する

。こうして法則化されたものがジンクスである。

簡単に言えば、’思い込み’である。

人の運は、霊的な視点で語られることが多い。

その視点に立って‘悪いのは自分ではない’と、不運の原因を外に求め、自分を慰める。

アドバイスを求めても、大半が「一喜一憂せず、できることをしなさい」とか「塞翁が馬(=結果よければすべてよし)」とか、そのうち何とかなるだろう型がほとんどである。

結局、自分で解決しなければならない、ということだろう。

’マーフィーの法則’に「何だって、悪い方に向かっていることは必ず悪くなる」というのがある。

良い悪いも、自分で勝手に決め込んでいることが多い。

ジンクスなんて、自分勝手に決めたものだから、無視すればよいのだ。

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