言い訳がたらたらと出て自己嫌悪

川柳徒然草
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失敗をしたときに、素直に謝って済めばそれにこしたことはない。
相手が笑って許してくれた時は、こちらも素直に反省し、過ちを繰り返さないと誓う。
頭を下げて済むくらいなら精神的な負担も軽い。

時間がたてば、相手は自分で納得してくれるケースだってある。
そんな時は、時間が解決してくれるのを、ひたすら頭を下げて待つ。

時にはお互いの立場があって、頭を下げれば済むという問題じゃないこともある。
何とか納得してもらうために、あまり正当とは言えない方策を講じなければならない。

言い訳をして、相手を言いくるめてしまうのも手段の一つとなる。
相手の仏頂面を見ながら、言い訳をするのである。
冷や汗をかきながら、その場での思い付きで苦し紛れの言い訳が、たらたらと出てくる。

相手が納得していないことは、苦虫を噛み潰したような顔を見れば、しっかり読み取れる。
それでも一応、矛を収めてくれたら、言い訳は功を奏したと考えるべきだろう。

時間がたって、自分の行動を省みるととても恥ずかしい思いがする。
苦し紛れとは言いながら、よくあんな言葉が口から出まかせで出たもんだ。
すこぶる後味が悪い。

姑息な言い訳などしないで、世の中を渡っていきたいものだ

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