川柳徒然草

川柳徒然草

することが何もないのでストレスに

暇でやることがない状況に置かれているとき、不安・不満・苦痛などついネガティブな感情を抱いてしまう。 何もしてなくても、徐々に精神面への疲労が蓄積されていく。 俗に言う’暇疲れ’というやつである。 忙しいときは嫌な...
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中立と言ってだんまり押し通し

中立だと言って、会議の場で意見を言わずだんまりを押し通す人もいる。かならず、中立だからどちらにも与しないと、言い訳をする。こんな人に限って会議後の反省会、つまり飲み会では盛んに会議の批判を始める。 ’中立’とは、意見に偏りが無い状態...
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ストップがかかっているから美味い酒

最近、日本に’禁酒の日’があると知った。 1月16日だ。 なぜ1月16日かというと、約100年前の1920年1月16日に、アメリカで“禁酒法”が施行されたことに由来する。 そもそも、アメリカの禁酒法は悪法で名高い...
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真っ黒でなければ白と言いくるめ

国会討論などを見ていると、政治家の議論の進め方に、違和感を覚えることがある。 端的に言えば、議論に‘強い’ものが勝者となるようである。 議論に強いことを、しばしば'黒を白といいくるめる'という言葉で表現されることがある...
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大吊橋空だけ眺め渡り切る

大吊橋が、各地にある。そこからの絶景とともに、スリル感も併せて、人気の観光スポットとなっている。観光客の歓心を呼ぶため、多くのつり橋は、歩行部分から下が透けて見えるような構造になっている。なるべく揺れないようにそっと歩くのだが、わたってい...
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眠られぬ夜はポアロかホームズか

たっぷり昼寝をした日は、なかなか眠りにつけない。 そんな時は、ミステリーを読むことにする。 特に、アガサ・クリスティの作品は、トリックが巧みであり、シンプルで読み易い。 人物描写がいきいきとしており、会話が多いのも特徴で...
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旅立ちの朝は笑顔がぎこちない

春は、旅立ちの時期でもある。駅で見送りの光景をよく見かける。就職なのか、進学なのか、新たな旅立ちへの見送りだろう。しかし、送る側も送られる側も、一抹の不安を抱えた見送りである。双方が笑顔を見せているが、表情は硬い。 新しい世界へ旅立...
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墓標は要らぬ櫻一本植えてくれ

阿蘇外輪山の内側の、阿蘇五岳の南側に’一心行の大桜’と呼ばれるヤマザクラの巨木がある。 室町時代末期に戦いで散った、この地方を収めていた城主とその家臣たちの霊を弔うために、一心に行をおさめてこの木を植えたことから、この名がついたとさ...
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方言が流れる町の温かさ

テレビ・ラジオの影響により、ほぼ標準語が日本全国に浸透し、各地の方言は衰退や変容を余儀なくされている。 しかし、標準語を共通語と言い換える動きや、積極的に方言を守るための動きも起こっており、方言の見直しも行われている。 ...
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高いから美味いはずだと額で決め

価格が高ければ、美味いはずだと決めてかかる人が結構多い。 味覚は、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味の五味が基本味に位置づけられる。 欧米では、長らく4基本味説が支持され続けていた。 1908年に、日本でうま味物質のグルタミ...
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