川柳徒然草

梅満開春の形が動き出す

我が家の梅は、太宰府天満宮の飛梅 ほぼ同時期に、花を咲かせる。 今年は、花が膨らみ始めた頃に寒波が来て、例年よりだいぶおくれたが、二月に入ると一気に咲き始めた。 開花日は今年も、飛梅と同日だった。 しばらく暖かい日が続い...
川柳徒然草

昨日のコピペのように今日が暮れ

コロナの影響もあり、家の中に閉じこもっていることが多い。毎日、昨日と同じ日が流れるように感じる。 なんとか日常の中に、非日常の部分を作らないといけない。 しかし、年齢を重ねると、経験や知識が蓄積され邪魔をして、日常の中に非日常...
川柳徒然草

優先席座りたいけど意地もある

公共の乗り物に乗るときは、まず空いた席を探す。 運良く席が見つかると、ほっとする。 街に出かける際、家の近くのバス停は、始発亭に近い近いので、ほぼ希望通りの席に座れる。 しかし、帰りはそううまくは事が運ばない。 ...
川柳徒然草

何でも良いと言った割には言いがかり

欧米では、年を取ると、より性格が穏やかになり、優しくなる というのが定説らしい。 ケンブリッジ大学の脳科学者の分析調査結果からは、年を取るほど脳の前頭皮質が薄くなり、よりしわになることなどから、気が長くなり、穏やかになる。 し...
川柳徒然草

コップ酒飲めば天下のご意見番

適度に酒を飲むと、ほろ酔いになって気持ちがほぐれる。 つい気分も高まり、天下国家を取った気にもなる。 しかし、ほどほどで止めるのがむつかしい。 酒酔いの段階は、爽快期→ほろ酔い期→酩酊期→泥酔期と続き最後は昏睡期...
川柳徒然草

逆さ地図世界を別の目で見せる

私たちが普段見る地図は、北が上である。 しかも日本は、地図の真ん中に位置している。 私たちが世界を考えるとき、常にこの地図が頭を支配している。 したがって、世界の中心に日本があると思い込んでいる。 オースト...
川柳徒然草

ガラス張りの経営だから底が見え

ガラス張りの経営が、正しい経営のあり方とされている。 本当にそうだろうか、疑問に思う。 なぜならどんな組織でも、表には出せない裏の部分または負の側面があるからだ。 ガラス張りの経営とは、経営者が考えている会社の方...
川柳徒然草

手に余るわんぱくだから楽しみだ

わんぱくという言葉には、少年の頃を思い出す不思議な響きがある。 わんぱくとは、特に男の子が言うことをきかず、暴れまわったり、いたずらをしたりすることである。 そういう子供のことや、その行為についてもわんぱくという。 ...
川柳徒然草

徳利振って空を確かめ今日終わる

寒い時の鍋物には、日本酒がよく合う。 その時は必ず、徳利の世話になる。 徳利(とっくり、とくり)は、注いだとき‘トクトク’と音がするのが‘とっくり’の名前のいわれという説がある。 良い音を出すためには口が広すぎて...
川柳徒然草

テレビだけ話し相手に燗つける

たまに一人きりで夕食を摂るときがある。 そんな時は、テレビの前に席を移す。 テレビを相手にしていると、たまに相槌を打ったり、批判したりしている自分に気が付く。 話し声もないところで晩酌するのは、雑踏の中の孤独に似ている。...
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