猫舌の鍋は野菜の影ばかり

この記事は約2分で読めます。

猫舌なので、鍋物を食べるときはずいぶん不利になる。

好物を箸にとっても、冷ましている間に次に狙っていたものがなくなっている。

いつも、最後の浮いている野菜をすくっている。

猫舌に関する調査データを見つけた。

それによると、約47%の人が猫舌だった。

面白いことに、若い年代ほど概して猫舌を自覚している人が多く、高齢になるほど猫舌の割合が減っている。

齢を取ると、舌も熱さを感じにくくなるのかな、なんて余計なことを感じてしまう。

最近の研究では、猫舌は体質等ではなく、舌の使い方が下手なだけだそうだ。

猫舌の人は、舌の使い方が下手で、舌を伸ばしたまま食べているため、いきなり食べ物が熱さに敏感な舌の先に付いてしまう。

その結果、食べ物を熱く感じてしまい、咀嚼したり、飲み込んだりすることがうまくできない。

逆に猫舌でない人は、舌の使い方が上手だから、熱さに敏感な舌先をうまく避けて、熱さの感覚が鈍い舌の真ん中や奥の方に食べ物を運んでいる。

だから、必要以上の熱さは感じないので、スムーズに食べることができている。

熱いものを食べる時は、舌先を巻くようにして、食べ物を舌の中ほどに置くイメージで、下の歯の裏側に押し付けて食べればいいらしい。

猫舌用に、熱々の飲み物を「わずか3分で適温」にするタンブラー、というものも売り出されているようだ。