改札機良心咎める音を立て

この記事は約2分で読めます。

改札口を通るとき、突然‘ピーッ’という音がして、通路の通せん棒が下りてくる。

駅員が走ってやってくる。ラッシュ時だと、瞬く間に後ろに行列ができ、‘ドジ’という軽蔑の気持ちを込めた、沢山の視線を浴びることになる。

なんとなく罪悪感を持ってしまう。

‘罪悪感’は、「自分が悪い」「自分のせいだ」という感情が湧き起きることである。

本質は、集団から排除される危険・恐怖を感じたときに生じるものと言える。

そして、多かれ少なかれ、人は誰でもこの罪悪感を持ちながら生きている。

改札機のケースでは、人が相手の罪悪感じゃないので、解消方法はほぼ限られる。

相手の気持ちなど、あまり考える必要がない。

失敗を糧にして、何らかの打開策を見つければ、自分を許す余裕が生まれ、罪悪感が薄れる。

改札口を通るときの音は、状況によって使い分けられている。

例えば、定期券で通過するときは‘ピッ’、カードで通過するときは‘ピピッ’と鳴る。

さらに、子供が通過するときは’ピヨピヨ‘である。あの音も、定期券の有効期限や、カード残高によって違っている。

全メーカー共通ではないらしいが、定期券の場合、有効期限が14日以上あると’ピッ‘、14日以内になると’ピッピッ‘らしい

。またカードの場合は、残額が1000円以上は’ピピッ’、1000円以下になると’ピピピッ‘となるそうである。

ぜひ知っておきたい。