することが何もないのでストレスに

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暇でやることがない状況に置かれているとき、不安・不満・苦痛などついネガティブな感情を抱いてしまう。

何もしてなくても、徐々に精神面への疲労が蓄積されていく。

俗に言う’暇疲れ’というやつである。

忙しいときは嫌なことは忘れられるが、暇なほど嫌なことが見えやすく、悩みが絶えない。

心理学の研究によるとほとんどの悩みは、脳が暇なときに作り出す妄想によって生まれるものらしい。

脳が暇を持て余すような日常生活だと、怒りっぽくなるそうだ。

怒ると脳の血流が過剰に上がって、不必要に酸素を供給する。

すると脳は効率よく働けなくなり、適切な判断ができなくなってしまう。

また、脳を叱咤激励するために血流が増えると、パニックになって、ますます適切な判断ができない状態になってしまう。

すると、脳が事象を理解できなくて、怒りとして表出してしまうことになる。

人間の脳というものは、生きるための防衛本能から、自然に心配や不安を生み出しネガティブなことばかり考え始める。

しかし、多忙を極めると、悩みに対して脳が反応できなくなり、悩みがどうでもいいことのように感じて、怒りも生じない。

つまり、脳を適切に使って、脳細胞をスラスラ働かせられたら、怒りは生まれてこないのである。

暇だから余計なことを考える 。

だから何かしたほうが良い、ということだ。