たわ言を聞かぬふりして会議済む

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様々な会議がある。

だらだらと、時間だけ取り、何も決まらない会議もたまにある。

会議のための会議が多いのだから、だらだらなるのも当然だろう。

慣れてくると、このような会議でも、うまく時間消化できるようになる。

会議には、「意思決定」、「発想」、「情報共有」の3つの機能がある。

会議主宰者が、会議の目的をよく理解していたら、その機能に合わせた資料づくりや進行手順を工夫する。

しかし、だらだら会議の多くは、ただ集まるだけが目的の会議である。

決算期近くなると、事業報告のための‘帳面消し’の会議も開かれる。

人数だけはそろっているが、会議に参加する意思がない人も加わる。

そこでは、中身のない話やいい加減な発言など、‘たわごとが’繰り返される。

論点がずれて結論までたどり着かない。

無駄な会議が多い原因の一つは、無理に議題を作ることにある。

会議件数をこなすだけなのだから、格好つけに適当な議題が作られている。

特段、決定することも無いのだから、だらだら会議が進む。

出てくるのは、伝聞と推定だけの話であり、結論のない話である。

まさに、たわごとであり、そのたわごとに同調する人物が出る。

こうして、たわごとが際限なく広がり、司会者はそれを止める気もない。

かくして、予定時間になり会議終了である。

会議中は、来客も無く、電話も無いたわごとを聞く気も無い。

自分だけの世界に浸ることができる。

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